*--Diary--*

--Diary--

▼ 巻機山 2007/05/10(木)
▼ 筍 2007/04/28(土)
▼ アーチェリー 2007/04/23(月)
▼ 盗作 2007/04/14(土)
▼ イペー 2007/04/03(火)
▼ 集中治療室 2007/03/15(木)
▼ 助けてくれと言われても．．． 2007/03/11(日)
▼ 確定申告折り返し 2007/02/28(水)
▼ うそだろっー！？ 2007/02/19(月)
▼ 北川イロイト展 2007/02/16(金)

巻機山

連休に巻機山に行ってきた。
今年は雪が少なく、井戸尾根も五合目あたりまで残雪が出てこない。
尾根から見る割引沢のルートも下半分は雪が消えている。
それでも中腹からは残雪で明るく感じの良い疎林になり、
そこを抜けると、見晴らしのいい雪尾根になる。
右側には朝日岳に続く稜線が白く続いている。
あの稜線を辿ったのはいつ頃だったろうか？
子育てのためにしばらく山から遠ざかっていたが、
ようやくホームグランドに帰ってきたような気がする。
今までよりは山に行けるようになるだろうか．．．。
空はどこまでも青い。
どっかりと雪の上に腰をおろす。
周囲に広がるのは若い頃歩き回った雪の山なみである。
愛してやまなかった雪の山稜を眺めしばし時を過ごした。

Date: 2007/05/10(木)

筍

おそらく全国的にゴールデンウィーク。
しかし、うちは連休の初日だというのに仕事をしている。
ま、いろいろと重なって忙しかったから仕方ない。
どうにか懸案もひとつひとつ片付いてきた。
明日は連休らしくアーチェリーでもしに行こう。
通っている射場は春になると筍が沢山採れる。
３月あたりのまだ小さいのを見つけるのには熟練が必要なのだが、
今頃になると、ボコボコと地面から突き出ているので素人でも簡単に見つけられる。
先々週のことだが、
弓を打ち終わってから筍を探していた。
竹林の急斜面でひとつ発見。スコップで掘り出したのだが、
いかんせん急斜面なので、最後に根元を切った瞬間、筍は急斜面を勢い良く落ちていった。
「あっ！」と思って竹につかまりながら急斜面を筍を追って下る。
筍は見事にコロコロと落ちて、下の緩斜面でようやく止まった。
拾いに行こうとしたとき、
上から「お～い、危ないぞ～」という声。
そうなのだ、ここは射場なのだ。へたに飛び出すと矢が飛んでくるのである。
でも、そんなこと言ったって、俺の筍が．．．（＾＾；
命がけで採ったその日の筍は美味しかった（＾＾

Date: 2007/04/28(土)

アーチェリー

先週の話だが、土曜日の夜、仕事を終えて家に帰ると電話があった。
「明日どうする～？　来なよ。桃が咲いてて綺麗だよ。」
アーチェリーの仲間からの電話である。
そうだった。山梨でアーチェリーの試合があったのだ。
仕事に追われてそれどころでなかった。
アーチェリー仲間の会社の保養所があるとかで、
皆、そこに泊まって前日から行っているのだ。
先週も誘われてはいたのだが、忙しくて曖昧な返事をしていた。
「今日、コースに行ってきたんだけど、アンマークドもあったりで楽しいよ。
皆、来いって言ってるよ。」
場所は石和温泉のあたり。
あの辺は桃の生産地帯で、ちょうど今頃行くと一面桃色に染まっている。
行きたいと思いつつ、仕事に疲れてなんの用意もしていない。
「ありがとう。でも、今からじゃ用意するのも．．．。」
誘ってくれるのは嬉しいのだが、
ただでさえ疲れているのに前日の夜８時半に誘われても．．．（＾＾；
翌日はまずまずの天気だった。
皆、桃の咲く射場で試合を楽しんだだろう。

Date: 2007/04/23(月)

盗作

短歌結社から結社誌の４月号が届いた。
最近、結社内で盗作の問題があり、主宰がそれについて書いている。
本人は盗作の事実を認め自主的に退会したようだが、
どうも本人には罪の意識がないらしく、
問い質されてむしろ驚いていたという。
短歌には本歌取りの伝統もあり、
どこからが剽窃あるいは盗作なのかという微妙な問題がある。
ある歌人の歌に感銘を受け、その人の歌から吸収しようと学ぶのは当然のことであり、
その過程で模倣ということも出てくる。
影響を受け、似たような歌になることもある。
自分の中でどれだけ消化し、自分の歌として表現することが出来るかということが
問題になるわけだが、そこにはやはり歌人の意識・自覚が重要になるのだろう。
注目されたい・評価されたい、そういう安易な考えで歌を作るのならば、
最初から短歌などやらない方がいい。
歌は結局その人の人生の表出であるはずで、評価は二次的な問題である。

Date: 2007/04/14(土)

イペー

沖縄に行ってきた。
まだデイゴは咲いていなかった。
八重山はあるいはもう咲いているのだろうか？
沖縄本島と八重山は気温が２度違うらしい。
デイゴは咲いていなかったが、イペーの花があちこちに咲いていた。
イペーは南米の花である。ブラジルの国花になっているらしい。
あちらではピンクや紫が多いらしいが、沖縄は黄色のイペーが多い。
青空の下の鮮やかな黄色い花はとても印象的である。
デイゴの赤も鮮やかだが、デイゴには言い知れぬ翳りがある。
あの赤い花は、沖縄に流れた血の色をどうしても思わせてしまうのかもしれない。
それに対して、黄色のイペーはどこまでも明るい。
ちなみに戦前の沖縄にイペーはなかった。
イペーは戦後になって沖縄に入ってきた花なのである。

Date: 2007/04/03(火)

集中治療室

生まれて初めて集中治療室に入った。
確定申告真っ最中に入院した知り合いの税理士の、
見舞いと引き受けた仕事の経過報告を兼ねて行ってきた。
最初に聞いていた病室に行ったのだが、いない。
看護士さんに聞くと、ＩＣＵ集中治療室に入っているという。
聞いたとき、いやな感じがした。
「集中治療室．．．？　経過が悪いのかな？」
入るのにちと面倒くさい。
基本的に集中治療室に入っているのは重病の人なので、
家族しか入れないという。
「どういう関係の人ですか？　家族以外は入れないんですが。」と聞かれ、
「はぁ．．．、仕事関係の知人ですが．．．。」
と頼りない返事をするのだが、案外あっさり通してくれた。
髪の毛を包むキャップを被り、割烹着みたいな白い服をはおる。
手を殺菌し、靴を履き替え、マスクをして入る。
どんな凄いところかと思って入ったら、案外、普通の病室である。
枕元になにやら機械があるだけで、他は普通の病室と変わらない。
違うのはガラス越しの部屋の向こうに、ドクターと看護士が常駐しているらしい
ことだけである。面会は５分以内となっていたが、ああだこうだと話していたら、
２０分ぐらい経過してしまった、別に文句を言われるわけでもなく、
案外いい加減なものである。
で、当の本人は無事に手術が終わって結構元気なのである。
「早く出てきてよ。仕事引き受けた方は大変なんだから。」と言うのだが、
「兄が入院したとき、一ヶ月と言われて七ヶ月入ってたんだよ、自分もいつになるかな～。」
などと、のんびりしたことを言っている。
ま、そういうことが言えるというのは、本人の経過はいいのだろう。
経過がいいのはいいけど、早く出てきてくれよ～（＾＾；

Date: 2007/03/15(木)

助けてくれと言われても．．．

案の定、休日返上である。
確定申告の時期はしょうがないと言えばしょうがないのだが、
最近、ちょっと気になる傾向が．．．。
昨年の確定申告の大詰め、そろそろ先が見えてきたと思ったとき、
知り合いの税理士からレスキュー依頼。
病気のためダウン。確定申告が出来ないので、
まだ終わっていないのを手伝ってくれと。
かなり必死になって片付けた。
で、今年はまた他の先生がダウン。
急遽レスキューとなるが、今回は申告期限も迫って、とても一人で出来る量ではない。
仲間の税理士２名に声をかけて事務所集合、打ち合わせをする。
「無理だよね．．．。期限後申告でいくしかないな。」
「自分の仕事でギリギリだもんな．．．。」
「期限後申告だと青色申告特別控除は１０万だね。」
「えっ！　６５万控除は期限内申告要件だっけ！」
「そう、あれは期限内。ほかの特例の適用受けるところはなさそうだから、
期限後で問題になるのはそれだけかな？」
「控除が少なくて税額が増えて、それと加算税か．．．。」
「その辺は退院してきてから本人に対応してもらうしかないよね。」
「じゃ、そういうことで分担するか．．．。」
あるいは、これも高齢化のもたらしたものかもしれない。
ただでさえ税理士は平均年齢が高いわけだが、さらに今後、高齢化がすすむと、
繁忙期に税理士が倒れるということが増えてくるのかもしれない。
これは他人事ではないのである。
我々税理士は結局、一匹狼。
倒れればそれで終わりである。
万が一のとき、顧問先と自分が困らないような、
なんらかの互助システムの必要性を痛感しながら、
今日は休日を返上、必死こいて仕事をしているのである（＾＾；

Date: 2007/03/11(日)

確定申告折り返し

２月が終わると確定申告の折り返し点という気がする。
あと二週間、あと二週間ですべて終わらせないといけない。
今日数えてみたら全体の件数の六割終了。
折り返し点で六割終了ならいいペースのように見えるかもしれないが、
実は違う。
比較的手のかからないところが終了し、
手のかかるところは終了していない。
残り四割は手のかかるところのオンパレードなのである。
そして、その四割に自分の申告も入っている。
自分の申告は毎年、顧問先の申告を終わらせてから、
申告期限ぎりぎりにやる。顧問先の仕事が先だから当然そうなる。
まさに紺屋の白袴なのである。

Date: 2007/02/28(水)

うそだろっー！？

　税理士会から連絡のＦＡＸがきた。
それを見て「うそだろっー！？」
３月２日の昼から広報部会に出席しろという。
４月以降じゃなかったのか？
新旧部員の顔合わせとかいうことが書いてある．．．。
顔合わせはいいけど、３月２日ってどういうことだ？
確定申告のど真ん中だぞ！？
この時期に確定申告以外で時間をつぶせる税理士というのは、
仕事のない税理士ぐらいのものと違うか？
先月、支部長からの電話で、本会の方の役をやってくれと頼まれ、
気軽に返事をしてしまったが、
どうやら鬼のような部会を引き受けてしまったらしい（＾＾；

Date: 2007/02/19(月)

北川イロイト展

短歌結社の北川色糸さんから展覧会の案内を頂いた。
直接の面識はないのだが今年年賀状を頂き、今回、案内を頂いたので、
ここで紹介する。

　　北川イロイト展
　　　　わたしの記号－ａｆｔｅｒ　ｉｍａｇｅ－
　　　３月６日～３月１１日（１１時～１８時）
　　　アートスペース東山
　　　　京都市東山区三条通神宮道東入
　　　　℡０７５－７５１－１８３０
　　　　地下鉄東山駅下車①出口東へ徒歩４分

　３月１０日の１７時からは同会場で新作短歌の朗読会もやるらしい。
案内の葉書の裏に作品の絵がある。前衛的な絵？　というのか記号というのか？
そういう作品であるらしい。興味のある方は訪ねてみて頂きたい。

Date: 2007/02/16(金)

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