あけましておめでとうございます。 2010年が皆様にとってより良い年になりますように。
さて、仕事始めである。 まずは年末調整。 殆どのところは年が明けてから年末調整の計算をする。 大企業や官公庁は大抵、12月の早いうちに年末調整をするわけだが、 配偶者特別控除が出来てから、本当はそんなに早いうちに出来るわけはないのである。 奥さんがパートで働いていて非課税を越えるくらいの収入がある場合、 その収入金額が確定しなければ配偶者特別控除の計算が出来ない。 奥さんの収入金額が確定するのが大抵年末だから、そんなに早く出来るはずはないのである。 ところが、大企業や官公庁は早く年末調整をする。 以前、市に勤めている友人に、どうすればそんなに早く計算出来るのか? と聞いたことがある。 彼の答は、「扶養控除申告書に奥さんの収入金額がなければ収入ゼロで計算しちゃうよ」。 なるほど、本人の申告を信頼するということか。 でも、パートで働いていて非課税越える奥さんだっているでしょう、その収入金額の確認は? と重ねて聞くと、「うーん、書いてなきゃそのままやっちゃうな〜」。 なるほど、自己責任に任せていると言うべきか、遣り方がルーズと言うべきか?(^^; 以前と違って給与支払報告書の提出基準が厳しくなったので、 その友人の言っていた遣り方が今でも通用しているのかどうかは知らないが、 大企業や官公庁って、結構ルーズなところがある(^^;; ま、われわれ税理士はそういうルーズなこともやっていられないので、 いたって小市民的な真面目さで、必要な資料が揃ってからおもむろに年末調整の計算を 始めるわけである。 今年も真面目に生きていきたいと思う(^^;;;
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Date: 2010/01/04(月)
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