子供が京都に行きたいと言っていたので、３日の日に早朝発日帰りで行く予定だったのだが、
当日朝になって子供が３８度の熱で中止。
予定がすっぽり空いてしまったのでアーチェリーに行って来た。
しばらく不調が続いていたのだが、先日の土曜はコースを四回まわって、
１２９点・１１９点・１３１点・１３４点。久しぶりにまあまあの点。
不調の原因をいろいろ自分で考えているうちに、
射つ前のチェック項目がえらく増えたのである。
弓を持って立った時、まず、自分が真っ直ぐ立っているか確認。
さらに、立ち位置をチェックし、矢取りをチェックし、押し手の位置をチェック、
肘をチェック、引き手の指の位置をチェック、引く位置をチェック、引き手の肘をチェック、
そしてエイミング、リリース。
なんだかんだと１０個以上の項目をチェックして、それが出来て初めて矢を放つ。
それまでも幾つかはチェックしていたのだが、
チェック項目が一気に増えた。
それをしてみたら、不調の時には出せなかった点が出た。
チェック項目が増えたのは、特別な発見をしたわけではない。
ひとつひとつは当たり前のことなのである。
つまり、今までいい加減に射っていたということ（＾＾；
慣れで射っていたのである。
慣れで射つのでなく、一射一射を基本に立ち返ってしっかり射つ。
そのために射つ度にチェックを繰り返す。愚直に繰り返す。
で、３日もそれを愚直に繰り返しながらコースを回ってみた。
２回まわって、１３９点と１２６点。
ただ、回ってみて気付いた問題点は、チェックしても体が動かない場合があるということ。
エイミングが下過ぎることに気付いているのに、体がそれを修正する方向に動かなかったりする
ことがある。それと、最後のリリース、これはチェックというよりいいリリースを意識するしかない。
この辺についてはトレーニングだろう。体に覚えこませること。体が反応出来るようにすること。
いずれにせよ大切なのは、慣れを排除することと愚直な繰り返しだった。
良質な愚直さというのは、スポーツに限らず社会でも時には必要である。
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Date: 2009/11/05(木)
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